ケニアと日本をつなぐサイザル物語

~ある女性企業家の視点~

ケニア到着!そして早速、織り機のトラブル・・・?

皆さま、こんにちは。

実は先週から生産現場であるケニアに来ています。

 

7月にも来ていたのでわずか3ヵ月ぶりですが、

なんだか懐かしい気持ちがするのが不思議です。

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写真は工房に向かう途中でタクシーの窓から撮った景色。

10月はちょうど乾季から雨季に移り変わる時期なので

空がほのかに青く、全体的に赤土が目立ちます。

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因みに、この写真で見える長い茎のようなものは、実はサイザルの「花」です!

(詳しくはこちらで!)

 

さて、工房の手前で車を止めてもらい、忍び足で入り口へ・・・

というのも、今回の訪問はサプライズの予定!

そろ~りと近づくと、いつものラジオ番組の音にみんなの声が聞こえてきて・・・

織り子のナンシーの背後から「こんにちは!」

 

「きゃ~!」「ひかる~!」「きゃ~!」

と黄色い悲鳴が上がる中、女性たちがみんなハグしてくれます。

普段人見知りなカンバ族の女性たちにハグされるのはとっても嬉しいこと。

 

いつもサプライズで訪問するのは「普段の状態の工房を点検するため」ですが

実は、この歓迎が嬉しいからというちょっとわがままな理由もあるかも?

 

と言いつつ、一応工房の中を一通り点検すると、

前回汚かった棚は整理整頓されていて、

メールで指摘した在庫の問題は直してあり、

少々埃が溜まっている、という点以外は

特に大きな問題は見つかりませんでした。

 

私が歩き回る間みんなちょっとだけ緊張しながら私の動向を追い、

「大丈夫」と笑顔を見せるとまた満面の笑顔を返してくれる。

ああ~、やっぱり皆好きだ~、と甘い私は思ってしまいます。

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(おしゃべりしながらも手はずっと動かしています)

 

さて、到着から1週間で既にたくさんの事件(!)が起きていますが

最初のびっくり事件は、織り機のトラブル。

 

以前から「織り機の釘が弱すぎて困っている」と相談を受けていたのですが

今回織子さんが実際に問題の部分を見せてくれたら・・・

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ん・・・

え・・・・?

これ、虫に食われてない?!

 

そうなんです、この木の棒は元々こんな風にきれいに筒状に削られていたわけではなく

普通に中央に釘の刺さった棒だったのですが

導入から2年でいつの間にかこんなことに・・・

 

「これ、シロアリ(Termite)だよね・・・」

「Termiteって何?」

「あ、ほら、木を食べちゃう虫」

(スタッフ同士、カンバ語で議論)

「つまり、カンバ語で言うNthuthiだね?」

「うん、(たぶん)そう・・・」

 

釘が原因じゃなかった・・・

 

とにかく、この状況では織るに織れないので

工房にあるもので応急措置を、と見つけたのが図工用の粘土。

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この様に、粘土をたっぷり詰めて、

ハンマーで釘を打ち込んでつなげたら、なんとか回るようになりました。

 

大工さんを呼ぶまでは、とりあえず一安心。

でも、今回のケニア滞在、既に波乱万丈になる予感。

 

さて、どんな事件が待ち受けているのか・・・