ケニアと日本をつなぐサイザル物語

~ある女性企業家の視点~

物語の店、アンバーアワー ~初めての「出店」を終えて~

皆さま、こんばんは。

マーケティング部のひかるです。

 

昨日、無事自由ヶ丘での出店を終えました。

7日間という短い間でしたが、

多くのお客様に会うことができて、

とても充実した日々となりました。

ご来店くださった方、応援してくださった方、

本当にありがとうございました。

(アンバーアワーへようこそ!)

 

自由が丘での出店期間は、

一言で表すと「物語」でした。

 

今回、狭くとも店舗を持つことによって

よりお客様と長く、濃くお話することができました。

 

最初はケニアでの現場の話、生産工程など、

こちらのストーリーを一生懸命話しました。

おかげさまで多くの方にアンバーアワーの取り組みや

目指すところを知っていただくことができましたが、

どこか一方的になっていたところも

あったかもしれません。

 

ある時、店内にいる女性とケニアについて

お話していたところ、たまたま来店されていた

別のお客様が突然、「私もケニアに行ったことがあるの」

と仰いました。

 

どうやらケニアのサファリに参加されたらしく

そのときに感じられた自然の美しさや、

現地の人々の貧富の差などについて伺いました。

 

すると、今度は最初にお話していた女性が

「実は私も昔近所にケニア人のご家族が住んでいて・・」

とお話を始めました。

 

こうして全く面識のなかった3人の女性が

小さな店内でそれぞれの知っているケニアやケニアの人に

ついて楽しく語り合いました。

(懐かしいケニアでの思い出は工房のことばかり)

 

この時の会話で私は改めて、お客様にも

それぞれ伝えたい物語があることに気付きました。

ストーリーを持っているのは、

商品もお客様も同じこと。

この日をきっかけに、今度はお客様の声にも

耳を傾けようと心掛けるようになり、

ますます接客が楽しくなっていきました。

 

火曜日の最終日。

あるお客様にかごバッグをご案内していたところ

何かその方の様子に感じるものがあり、

「明るい色のバッグをお探しなのですか?」と

聞いてみました。

 

すると、その方が最近大切な人を亡くされて、

その人の思い出に何か記念に買いたくなり

思わずお店に入られたことを知りました。

 

「ケニアの女性のためにもなるし、

私にも記念になればと思って・・・」

 

お客様の思いに胸がいっぱいになりながら、

私は迷わず、淡い明るさを持つバッグを

おすすめしました。

 

人の数だけ人生がある。

物の数だけ物語がある。

商品の物語をお話ししながら、

お客様の物語を知る。

それが私にとっての自由が丘の7日間でした。

 

そしてまた、次なる街へ・・・

もしあなたの街へ向かったら、

是非、あなたの物語を教えてください。