ケニアと日本をつなぐサイザル物語

~ある女性企業家の視点~

ライバルは商店街のイタリアン?!小さなレストランの大きな背中

皆さま、こんばんは。

マーケティング部のひかるです。

今日、お昼休みに散歩に出たら川沿いに咲く満開の河津桜を見つけて、早めの春を楽しみました。

いつもの道や風景の中に、ちょっとした発見が潜んでいることってありますよね。

 

私がいつも使っている駅の近くに古い商店街があります。

子供の頃はパン屋さんや本屋さんが並んでそれなりに賑わっていたのですが、時代と共にお店の数は減り、シャッターを見ることも多くなりました。

そのシャッター通りの中に、小さなイタリアンレストランがあります。

蔦をからめた可愛らしいレストランは数年前に突然現れました。

この建物は長く飲食店として使われてきましたが、オーナーが頻繁に変わるのかお店自体は中々定着していませんでした。

今回のお店もまたすぐ消えてしまうのだろうと勝手に決めつけて、最初は特に気も留めず前を通り過ぎていました。

 

最初に目に入ったのは看板のイラストでした。

 

お店のショーウィンドウに置いてある看板に、モンスターの絵と「肉!」という字が書かれていたのです。

おしゃれな外装に不釣合いなとげとげしたモンスター、そして「肉」の字・・・

どうやらステーキの大きさを宣伝していたよう。

「パスタ専門なのになぜ肉?そしてこのモンスターは何?」とぶつぶつ言いながら、会社に向かいました。

(写真を撮った日はペペロンチーノを宣伝。でもなぜ「ズラ」・・・?)

 

次に、「夜カフェ」が始まりました。

家で勉強に集中できない方、夜のコーヒーと読書が好きな方向けに、夜遅くまでカフェとして開いているというのです。

「なるほど、もっと家に近かったら通っていたかもしれない」と思いながら通り過ぎました。

 

その内、「夜弁」が登場しました。

仕事の帰り道に簡単に買えるよう、お弁当を乗せたテーブルが道端に置かれるようになりました。

「また新しいことをやってる」と感心しながら、帰りました。

 

そして、先日。

小雨が降っている寒い中、急いで家のこたつに入りたいと思って速足で歩いていたら、レストランの前に人影が。

「こんばんは。こんばんは」と、店長らしき男性が、試食品のプレートを持ちながら、一人ひとりに挨拶していました。

「あー、負けたわ!」と心の中で嘆きつつ、私も笑顔であいさつを返しました。

 

負けた?

そう、少なくともその時点で、私は同じ「店を持つ者」として

心意気で負けていたのです。

 

私のお店は、実店舗ではなく、オンラインショップ

まだ立ち上げて1年も立たず、試行錯誤を続けているそのショップは

さびれた駅前の商店街のお店と似ています。

 

私は、彼のようにお店に入りやすくする工夫を全て試しているだろうか。

ちょっと動向が気になってしまうようなショップに作っているだろうか。

商品に興味を持っていただけるようなキャッチコピーを考え尽くしただろうか。

小雨の中、素通りされるのを覚悟で何時間も立つ勇気と根気があっただろうか。

 

ここ数か月、Webマーケティングにほとんどの時間を費やしてきたものの、

時間を掛けている=やっているつもり、になっていないんだろうか。

 

そんなことを考え出したら、まだまだ勉強不足、努力不足な自分が見えてきて、

見知らぬ店長に負けじと資料の本を読み直し、

ネットの最新情報を仕入れ、企画を見直し始めました。

 

会社の規模や、状況を言い訳にしない。

まずはやれることを、とことんやろうじゃないか!

 

駅前の小さなイタリアンレストランに触発され、私の闘志は燃えています。

 

P.S.今度、ちゃんとお店の許可を頂いて、名前等ふくめご紹介します!