ケニアと日本をつなぐサイザル物語

~ある女性企業家の視点~

梅を見ながらケニアを想う ~現地とのコミュニケーションについて~

皆さま、こんばんは。

マーケティング部のひかるです。

 

2月も終わりになり、梅の季節がやってきましたね。

桜のお花見も好きですが、冬の終わりが来ることを優しく告げてくれる梅もとても好きで、道で見かけると思わず立ち止まってしまいます。

 

先日、ちょっとお休みを頂いて半年ぶりに遠出しました。

電車で流れていく田舎の風景を楽しみながら

友人と英会話の練習をしていたら、

急に前に座っている年上の女性が話しかけてきました。

 

どうやら、私の英語が気になったよう。

私の生い立ち(帰国子女です)から始まり

話の流れでアンバーアワーについても少しご紹介しました。

 

アフリカのガーナでもケニアでも、フレンドリーな方が多いので

話しかけられてもあまり驚かないですが、

閉鎖的になっていると言われる日本で、

気軽に話しかけていただけたことが嬉しかったです。

 

さて、そんな偶然な出会いを楽しんでいるときに

ふと、そういえば私、AHのブログ読者の皆様に

色々とご紹介していただろうか?と疑問を抱きました。

 

電車のおばさまに聞かれた「ケニアの人と何語でしゃべるの?」といった

当たり前の質問を、このブログできちんと回答していないと思います。

 

せっかく思いついたので、実際お会いする方々によく聞かれる質問を

いくつかこの場で答えます。

 

1) ケニアでは何語を喋るの?

ケニアの公用語は「ジャンボ!」という挨拶でおなじみのスワヒリ語と英語です。その他、各部族の言語もあります。

私たちの工房のあるマチャコスはカンバ族という民族が多いので、「カンバ語」を喋ります。

2) スタッフさんとは何語で喋るの?

工房のスタッフは全員カンバ族出身で、糸作りなどでお世話になっている協力グループもカンバ族なので、本当はカンバ語で喋れるといいのですが・・・

工房の日本人のメンバーはカンバ語で挨拶し、スワヒリ語を時折交えながら、メインのところは英語で話します。

農村部に行くと英語が話せない方も多いので、そういう場合は話せる方に通訳として入っていただくことも。

3) 日本にいながらケニアとやり取りするのは大変じゃない?

これはもう、インターネットの開発に感謝!

としか言いようがありません。

ケニアチームとはほぼ毎日メールでやり取りをし、週に最低1回はミーティングをしてお互いの現状を確かめ合います。

長いメールは読みにくくなることもあるので、

フォントの色を変えたり、あまり長い場合はエクセルやワード等に情報を見やすい形にまとめて送ったりと、工夫が必要です。

4) 時差もあるし、遠いし、トラブルになることはある?

遠ければ遠いほど誤解やすれ違いは付き物。

相手にちゃんと自分の意図が伝わるように気を付けるのはもちろん、

誤解を招く言い方をした時などは、素直に謝り説明するのも

仲間として一緒にやっていく秘訣です。

5) 会わないで平気?

いえいえ、会うのはとても大事です!

やはり、どんなにITが発達していても、

実際に会って誰かと話すのと、テレビ電話で話すのは違います。

実は、今週からケニア工房よりマリナさんが日本に一時帰国されているため

まさに、面と向かってお話することができていて

とても楽しい時間を過ごしています。

同じ商品を見ながら会話できるのも直接会えるメリットです。

 

コミュニケーションとは中々正解がないもの。

近くにいても分かり合えないこともあれば、

2,3回しか会っていないのにすごく話が通じることも。

そして、電車の偶然の出会いのように、

偶然で、他人だからこそ素直に話せることも。

 

結局、うまく話せるときというのは

自分が一番素直で、相手を思いやりながら話しているときなのかな、

と最近考えています。

(中々、実践できていないのが残念ですが・・・)

 

「ああ、梅が咲いている。ケニアのメンバーに伝えたい」

「向こうは今どんな季節だろう」

「工房は今どんな音がしているのだろうか」

そんな、シンプルな思いを胸に

時差も国境も超えた話し合いを続けます。