ケニアと日本をつなぐサイザル物語

~ある女性企業家の視点~

朝ドラから学ぶこと?モノづくりの原点とは

こんばんは。最近関東はすっかり寒くなりましたが
皆さま風邪などひかれていないでしょうか。

 

寒さに弱い私は休日になると毛布お化けとなり、お茶を啜りながらテレビの前に陣取ります。見るものは決まって、一週間撮り溜めておいた朝の連続テレビ小説(通称:朝ドラ)です。

 

私は決して朝ドラ通ではないのですが、近年二つのドラマにハマりました。
ひとつは、ファッションデザイナーの小篠綾子さんをモデルとした「カーネーション」。
そしてもうひとつは、現在放送中の日本のウィスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝さんをモデルとした「マッサン」。
お気付きの方も多いと思いますが、どちらもモノづくりのお話しです。

 

私自身はこの仕事を始めるまでモノづくりとはご縁がなかったのですが、
昔から生産という現場に淡い憧れを持っていたので
製品づくりのきっかけ、作る過程と葛藤、成し遂げた瞬間の想い、など、
その過程を原作を通じて学び、ドラマを通じて感じ、
主人公と共に一喜一憂しています。

 

さて、朝ドラを見ていてふと気付いたことがひとつ。
それは、モノづくりの原点というのは、案外シンプルで自分勝手なものだということです。

 

例えば、カーネーションの主人公、糸子の場合はドレスを作りたくてミシンに恋をしたのが始まり。
マッサンの主人公は今のところ「わしゃぁ、ウィスキーを作りたいんじゃ」の一点張り。
同じドラマに登場する某企業の創業者は「世間を驚かせたい」から奮闘する。

 

みんなちょっと自分本位。

 

大手メーカーの歴史や偉人の伝記を読んでも、
「おもしろいと思ったから」や「儲けたくて」など
使い手の気持ちなどお構いなし。
お世辞にも立派と言えない思いから始まっている事業もあります。

 

そんな自分の都合で始まり、そこから多くの人と出会い、
課題にぶつかり、成功と失敗と話し合いを重ねて製品を作り上げていく中で、
相手への気持ちが商品に織り込まれていくのかもしれません。

 

この想いの原石を磨いてお客様に見せられる形にするのが、
マーケティングの役割なのだと私は考えています。

 

アンバーアワーに置き換えて考えると、私たちの都合は生産者の雇用を増やすこと。
ケニアでより多くの女性が安定的な収入を得られるよう、雇用機会を増やしたい。
それが私たちの原点です。

 

やっぱり、ちょっと自分本位。

 

そんな想いの原石を少しずつ磨いていくために、
お客様の声に耳を傾け、多くの方のフィードバックを頂き、
使ってくださる皆さまのことを思いながら商品づくりと開発を進めていきます。

 

目指せ朝ドラヒロイン!
・・・とは思っていませんが、少しでも先輩たちに近づきたく、
糸子にならってミシンを覚え、
マッサンにならってウィスキーもときどき楽しみながら、
まだ始まったばかりのアンバーアワーという自分自身のドラマの脚本を書き続けています。